- 投稿 2016/04/28 更新
- コツコツお片付け。
60代、70代と年齢を重ねると、「うっかり」が増えてきます。
それは年齢だけのせいでしょうか?もしかしたら、栄養の不足が原因かもしれません。
あなたの応援クリックがブログ更新の励みになります。
↓ ↓
人気ブログランキングへ
・人の名前がなかなか出てこない
・昨日の晩御飯、何を食べたか思い出せない
・鍋の火をつけたまま忘れてしまった
・「鍵」をかけたか不安になる
・今までかけていた「漢字」が書けない
こんなことはありませんか?「うっかり」は誰にでもあることですが、年齢のせいだから仕方ないと思っていませんか?この「うっかり」ですが、最近の研究で「オメガ脂肪酸」という栄養成分と深いかかわりがあることが分かってきました。
「オメガ脂肪酸」は、健康に欠かせない成分の一つなので、「必須脂肪酸」とも呼ばれているものです。
その中でも、知力・気力をサポートする、次の3つの成分が注目されています。
1.DHA
2.EPA
3.ARA(アラキドン酸)
DHAとは、EPAとともに主にマグロやイワシなどの青魚の脂に多く含まれている不飽和脂肪酸と呼ばれている栄養素です。『不飽和脂肪酸』は、「常温でも液体」の脂で、中性脂肪やコレステロールを減少させ、血液をサラサラにする効果があります。
EPAは、「エイコサペンタエン酸」と呼ばれ、中性脂肪を下げる効果が高いことから、最近、注目されている栄養素の一つです。
EPAとDHAは血液の流れを良くし、動脈硬化などの生活習慣病を予防するなど、似ている効果を持っていますが、中性脂肪を減少させる効果についてはEPAの方が高く、コレステロールを下げる効果についてはDHAの方が高いと言った、特徴があります。
3つ目のアラキドン酸は、体内では細胞膜を構成する主要な成分のひとつで、脳や肝臓、皮膚などのあらゆる組織に存在します。
このARA(アラキドン酸)は、摂りすぎてしまうことによってこれらの効果が全て逆に作用するという特異な性質を持っています。そういう理由からアラキドン酸の過剰摂取には注意が必要です。
この3つの「オメガ脂肪酸」には、次のような効果が期待されています。
<EPAの効果>
・花粉症やアトピー性皮膚炎を緩和します。
・美肌に欠かせません。
・脳卒中や動脈硬化などの生活習慣病を予防します
・生理痛を緩和します。
・ダイエットに役立ちます。
<DHAの効果>
・子供の脳の発達を促進させます!
・脳の活性化に役立ちます!
・脳卒中や動脈硬化などの生活習慣病を予防します!
・視力の向上にも役立ちます!
・アトピー性皮膚炎を改善に役立ちます!
<ARA(アラキドン酸)の効果>
・免疫機能を調整する
・学習力や記憶力を向上する
・高血圧を予防する
・コレステロール値を下げる
「オメガ脂肪酸」は、私たちの体を構成する重要な成分です。若いうちは、体内できちんと作られますが、年齢とともに体の中では作られにくくなってしまいます。なので、年齢を重ねたら、毎日の食事で意識して「オメガ脂肪酸」を取っていくことが必要になってきます。
DHAやEPAは、サバやマグロなど、青魚の脂質の部分に含まれています。ARAは、卵や肉、レバーなどに含まれています。でも年齢とともに食は細くなったり、偏ったりして、なかなかバランスよく取ることは出来ません。
また、これらを毎日取れば大丈夫かと言うと、これらの食品にはコレステロールも含まれているので、やみくもに食べればいいというわけには行きません。
そうなってくると、効率よく取るにはサプリメントとに頼ることが最善の方法かもしれません。
(関連記事)