- 投稿 2017/08/20 更新
- お気楽でのんびりな毎日。
誰もがガンにはなりたくないと思っていますが、定期検査に行っている人はどれくらいいるのでしょうか?時間が取れないから、費用が高いから・・・理由はいろいろとあると思います。
もし「血液1滴」でガンが発見できるようになったら、あなたはがん検診に行きますか?
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国立がん研究センターなどのチームの人が、今回の画期的な「がんの有無を同時に診断できる検査方法」を開発したそうです。
何種類ものがんが同時に診断できるっていう所が、スゴイですよね。それもたった1滴の血液から分かるというから、もう信じられないくらいの驚きです。
1滴の血液から13種類のガンの有無が発見できる!?
がんになると血液中に「マイクロRNA」という物質が分泌されるそうなのです。それぞれのガンに特徴的な「マイクロRNA」があって、それを血液1滴から調べるというのが今回の検査方法です。
この方法だと、現在の血液検査よりも発見率が高くて、初期のがんも見つけれるそうです。今現在で、95%の確率でガンを発見することが出来ているそうです。
ここに人工知能(AI)を利用すれば、更に検査の精度を高めて行けるそうです。これが実用化されれば、ますます寿命は長くなっていきますよね。
13種類のがんとは?
新しい検査方法で調べることの出来るガンの種類は、この13種類です。
・胃がん・食道がん
・肺がん
・肝臓がん
・胆道がん
・すい臓がん
・大腸がん
・卵巣がん
・前立腺がん
・ぼうこうがん
・乳がん
・肉腫
・神経膠腫(こうしゅ)
この13種類のがんの有無が分かるようになるそうです。どれも聞きなれたガンばかりですよね。市でもがん検診が行われていますが、この中の数種類に限られています。
(引用元:市の広報より)
そして、検診の費用もそれぞれかかります。
(引用元:市の広報より)
最近は医学の進歩で、早期発見して早期治療すれば生存率もかなり高いので、是非ともこの検査方法を早く実現化してほしいですね。
新しい検査方法の費用は?
そこで気になるのは、検査の費用ですよね。いくら1滴の検査でがんが発見できると言っても、1回10万円とか言われたらチョット無理ですよね。
それが何と、2万円位になる見込みだそうです。普段のがん検診でも、かなりの金額がかかるので、13種類ものがんの有無が調べることが出来て2万円だったら、投資する価値はありますよね。
早期発見して治療すれば、医療費も少なくて済むので、結果的には治療のストレスも軽減され、費用も抑えられることになります。
本当に未来に光を与えてくれる検査方法です。
今後の方向性。
まずは、乳がんの検査方法として承認を目指していくそうです。
がんと診断された人の血液を採取して、「マイクロRNA」が存在するかどうか研究しているそうです。
女性にとって乳がんは、深刻な問題ですよね。最近、小林麻央さんや北斗晶さんが乳がんになり、ますます乳がんへの関心が高まりました。
女性特有であり、女性でしか分からない悩みも多いです。ピンクリボン運動も行われていますが、なかなか検診に足を向けれない人も多いと思います。
全ての女性にとって、この検査方法は希望の星になるはずです。
この夢のような検査方法が確立されたら、忙しくてなかなか検診を受けない人にとってもとても嬉しいことです。さらに、検査が辛くて病院にいけない人の負担も軽くなります。
早く、国の承認を受けて実現化されるのを待ってます。