- 投稿 2017/04/28 更新
- お気楽でのんびりな毎日。
最近、めっきり暖かくなって紫外線が気になるようになってきましたね。紫外線対策は1年中した方がいいと言われていますが、特にこれからの季節は気を付けたいですよね。
紫外線対策と言えば、一番に思い浮かぶのは「日焼け止めクリーム」です。
「日焼け止めクリーム」でよく見かける、「PA」と「SPF」。何を表しているかご存知ですか?
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紫外線には、「UVA」と「UVB」があります。
「UVA」と「UVB」とは?
「UVA」は紫外線の約90%を、「UVB」は紫外線の約10%占めると言われています。
「UVA」は、肌の奥深くに到達して、コラーゲンを破壊してシワやたるみを引き起こしたり、肌を黒くしたりする作用があります。
「UVB」は、肌の表皮に、一度赤くなってから肌を黒くするという「遅延型色素沈着」を引き起こします。肌表面の細胞を傷つけてしまうので、シミの原因にもなります。
つまり、シワの原因は「UVA」、シミの原因が「UVB」だということになります。
PAとSPFの違いとは?
この「UVA」を防ぐ数値がPA、「UVB」を防ぐ数値がSPFです。
つまりシワが気になる人は、PA値の高い物を選び、シミが気になる人は、SPF値の高い物を選べばいいことになります。まあ、60代になるとどちらも気になりますよね。
PA+ UVAを防ぐ効果がある
PA++ UVAを防ぐ効果がかなりある
PA+++ UVAを防ぐ効果が非常にある
PA++++ UVAを防ぐ効果が極めて高い
SPF1 約20分
SPF30 約10時間
SPF50 約16時間
SPF50+ 約16時間以上
日常生活に合わせた、日焼け止めクリームの使い方とは?
PAとSPFの値ですが、強ければ効果がありますが必要以上のものを使うとお肌にも負担がかかってきます。では、どれくらいのものをつければいいのでしょう。
<日常生活の散歩や買い物などの時>PA+~PA++ SPF1~20
<屋外での軽いスポーツやレジャーなど>PA+~PA+++ SPF10~30
<炎天下でのレジャーやリゾートでのマリンスポーツなどの時>
PA++~PA++++ SPF30~30+
<非常に紫外線の強い場所>PA+++~ SPF45~
どうですか?今使っている日焼け止めは、あなたに合っていましたか?実は、SPF30以上が必要となるのは、炎天下に長時間いるときだけなのです。
日焼け止めの効果的な使い方とは?
日焼け止めのSPFの値は、「1平方cmに2mgの日焼け止め」を塗ることで、記載されている数値の効果があります。でも実際、その量を塗るとかなり白くなります。
SPFの値が大きくなると肌への負担もおおきくなります。適切な日焼け止めクリームをこまめに塗りなおす方が、肌に負担をかけずにUVをカットすることができるのです。
用途に応じてこまめに使い分けて行くことが◎です。
肌への負担を考えると、ベースはSPF30にしてメイクの上からこまめに日焼け止めスプレーを振りかけるのが、一番いいみたいです。
日焼け止めを使った後に気を付けること
実は、日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤が、肌に負担をかけます。
<紫外線吸収材として使われている成分>・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル など
これらの成分が入っている場合は、使用後は日焼け止めをしっかり落として、保湿に気を付けて下さい。
特に「ウォータープルーフ」の日焼け止めを使ったときは、必ず、日焼け止め専用のクレンジングで落としてください。
肌に負担をかけずに、シミ・シワのないお肌を目指して「日焼け止めクリーム」を使い分けて行きましょう。