- 投稿 2017/12/19 更新
- コツコツお片付け。
年末の大掃除に欠かせないものの1つとして「雑巾」があります。
最近では、100均でも売られているので、自分で作る人は少なくなってきているんでしょうね。
それでも使い古しのタオルは、どの家庭でもあると思います。そのまま捨てるのはやはり勿体ないですよね。
雑巾にするのかしないのか、それは人それぞれの好みに任せるとして、今日は雑巾の簡単な作り方と縫わない雑巾の良さについてまとめてみました。
スポンサーリンク
雑巾とは?
そもそも雑巾とは何のことを言うのでしょうか?
雑巾とは?
ふき掃除に使う布。室町後期、板敷きから畳敷きへと住生活が変化したため、掃除も手でふく形に変わってきた。そのとき使用されたものが、浄巾(じょうきん)とよばれる手拭(てぬぐい)であったが、手足などをふく手拭と区別するため、ふき掃除用を浄巾としたようである。これがなまって雑巾となり、江戸時代中ごろから木綿の古裂(ふるぎれ)を数枚重ねて刺子にしたものが登場し、以来ぞうきんの代表となった。
現在では、ある程度使用した浴用タオルでつくったものが、吸水性、洗濯性、乾燥性、衛生などの点から最適とされている。また綿繊維をざっくり織った専用ぞうきんも市販されている。いずれも水ぶき用に使う。
(引用元:日本大百科全書(ニッポニカ))
「雑巾」と聞いて思い出すのは、廊下の床拭きです。あれは、雑巾でなければ始まらないですよね。
雑巾の簡単な作り方
雑巾を手縫いで作る人もいるかもしれませんが、ミシンで作ればなお早くて、しっかりとしたものが作れます。
1.まずは四つ折りに畳みます。
そこで、タオルの真ん中に向かって半分に折ると、端の厚い部分が真ん中に重なるのでミシンではとても縫いにくいです。
何度もミシン針が折れてしまった経験もあると思います。そうならないために、真ん中よりも右か左かどちらかに偏った所で半分に折ります。
そうすると、更に半分に折って四つ折りにした時に、厚い部分が重ならず、とても縫いやすくなります。
それでも厚みが気になる場合は、思い切って端の部分を切ってもいいと思います。
2.一筆書きで書けるように縫っていきます。
糸を途中で切ると面倒なので、1回で最後まで縫い上げます。一筆書きで書くような感じで縫って行きます。
普通、雑巾と言うと×印のイメージが多いですが、さくらはそんなことは気にせずに、布がずれないようにジグザグに縫って行きます。
縫い始めと縫い終わりも返し縫いをして、残った糸はプチっとハサミで切ります。これで出来上がりです。
バスタオルで雑巾を作る場合
そのままでは大きすぎるので、何等分かに気ってから縫っていくといいと思います。
もし、保育園などである、大きな足ふきにしたい場合は、切らずにそのままの大きさで縫っていって下さい。
1.まずは、半分に切ります。
2.切りっぱなしの部分を上にして、真ん中に向かって上からと下からと折り合わせます。
丁度、折り紙を折り合わせるような感じです。
3.2重になったまま左端を持ち上げて、右端の少し内側まで持ってきて、少しずらして合わせて半分に折ります。
完全に重ねてしまうと厚みが出来て縫いにくくなるので、少しずらしてください。
4.一筆書きのように縫います。ずらした部分は、なるべく際を縫ってください。
このやり方だと形が正方形のようになりますが、もっと小さくしたい場合は、最初に3等分にするなど、切り方を変えてみて下さい。
スポンサーリンク
雑巾の収納場所はどこがいい?
さすがに雑巾は、まとめて収納しますよね。
きちんと畳んで、100均のケースにしまったり、使った後は乾くまでバケツにかけて置いたりしてます。
最近、100均に使い勝手のいい雑巾がけが売ってるみたいなので、今度見に行ってこようと思ってます。
使い捨て雑巾で掃除をしてみませんか?
雑巾用のタオルはたくさんあるけど、「雑巾を作るのが面倒」だとか「雑巾を洗うのが面倒」だって思ったことはありませんか?
雑巾って汚れたところを掃除するので、掃除した後はかなり汚れていますよね。それを触るのはチョット・・・って思う人もいると思うのです。
そんな人におススメなのが、この「使い捨て雑巾」です。「雑巾」といっても縫いません(笑)
余ったタオルをいろんな大きさに切るだけです。これが意外と重宝するんですね。
(切るときは綿ボコリがでるので、新聞紙などの上で切って下さいね。)
床や壁・ドアなどの広い部分を拭くのに使います。
汚れが気になる場所に置いて、気になったらサッと拭いてそのままゴミ箱へポイって捨てちゃいます。
サッシの溝などが汚れたら、割りばしとかにくるんでゴシゴシとこすり、それもそのままゴミ箱へ・・・
結露で黒いカビが着いてきたら、窓の近くに小さい雑巾を置いておいて、ひどくなる前に拭き取ります。
1.裏表、全て無駄なく使うことが出来ます。
縫ってないので、何度も折り返せば全ての面を使うことが出来て、お得なんですよね。
2.汚くなった雑巾を洗わなくてよくなります。
手袋をすればいいかもしれませんが、水も冷たいし、洗わないに越したことはありません。
3.雑巾を小さくすることで細かい部分の掃除も楽々できるようになります。
普通の大きさの雑巾だと、細かい部分の掃除には邪魔になる部分が多いですよね。それが小さいとそんなストレスも感じなくなります。
昔のように広い家だったら、今までの雑巾でも快適に掃除は出来たかもしれません。でも今の家には、この「使い捨て雑巾」がとても便利で気に入っています。
年末はタオルを新しくする家庭も多いと思います。古くなったタオルは、しまい込まずに「使い捨て雑巾」として、使命を全うさせてあげて下さい。