甘酒を飲むなら手作りが一番。さくらが手作りの甘酒を勧める5つの理由とは?
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飲む点滴」と言われてから、スーパーにはたくさんの甘酒が並ぶようになりました。

確かに1本1本飲みきりで、手軽に飲めて便利なのですが、さくらはあえて手作りをおススメします。その理由は、甘酒の原材料も見たからです。

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体に取り入れるものだけに、何が材料でできているかは気になりますよね。

健康な大人なら気にせず適量を守って飲めば問題はないのかもしれませんが、子供やお年寄り、持病のある人には注意が必要です。

原材料で気になるのは次の5つです.
甘酒の効果については、こちらをご覧ください。
⇒飲む点滴!?今、話題の「甘酒」の驚くべき効果とは?
 

1)砂糖

この甘酒1本の熱量は、64㎉とそう高くありませんが、カロリーが気になる人には要注意です。特に白砂糖には中毒性があると言われていて、「もっともっと」と欲しがる作用があるそうです。

確かにほんのり甘いと飲みやすいですが、それを毎日飲んでいくのなら気を付けた方がいいかもしれません。

2)酒粕

「酒粕」は、字の通り酒の粕です。

日本酒は、蒸したお米と米麹(こめこうじ)で仕込み、発酵したもろみを搾って作られています。このとき、日本酒と同時に酒粕も作られます。つまり「酒粕」は、お酒の一部なんです。

甘酒のパッケージには、「酒粕使用 アルコール分1%未満」と記載されています。法律で、商品に含まれるアルコール分が1%未満の場合は、「酒類」ではなく、「清涼飲料水」に区分されると決められています。

つまり甘酒は清涼飲料水の仲間ではありますが、アルコール分が全くないわけではないのです。と言うことは、お酒に弱い人や子供の場合には注意が必要であり、甘酒のパッケージにもそのことは書かれています。

酒粕には美白や保湿を気にすると言う、女性にうれしい成分が多く含まれていますが、お酒に弱い人には注意が必要です。

1本に含まれるお酒の量は少量であっても、飲む人の体質によっては飲酒運転になる可能性もなくはありません。

3)食塩

甘酒1本に、「ナトリウム73㎎」が入っていると書かれています。

ナトリウム量(㎎)×2.54÷1000=食塩相当量(g)

で食塩相当量が分かるのですが、この計算式に当てはめると、「ナトリウム73㎎」は、「食塩0.18542g」になります。

「日本人の食事摂取基準」の中で、食塩摂取量の目標値が【男性で8g未満、女性で7g未満】と書かれています。

それから見るとごくわずかな量ですが、塩分量の制限のある方は注意してください。

4)米麹

米麹には、生麹と乾燥麴があります。「麹」とは、米、麦、大豆などの穀物に、“コウジカビ”などを繁殖させたものです。

一般的に麹といえば、生麹のことをいいます。ただ、保存期間が短いため、より使いやすくするために水分を飛ばして乾燥させた「乾燥麹」が作られるようになりました。

手作りなら、生麹と乾燥麴のメリットデメリットを考えた上で選ぶことが出来ます。

【生麹】
■メリット
麹菌がフレッシュな分、麹の力価であるデンプンをブドウ糖にする力が高い。他にも様々な酵素や栄養素を生み出し良質な発酵食品を作ることができる。
■デメリット
水分を多く含むため雑菌に弱く、自己発酵による品質の劣化が進みやすい。性質があり保存が難しい。

【乾燥麹】
■メリット
発酵に悪影響を及ぼす雑菌に強く、自己発酵も抑えることができるので保存に向いている。スーパーなどで販売されているため、手に入れやすい。

■デメリット 乾燥して熱を加えた分、生麹に比べて麹自体の栄養素や酵素の活性具合が多少損なわれる。水分調整が必要。

(引用元:かわしま屋)

 

5)酸味料

酸味料とは、味に酸味をつけるのを目的としてつけられる添加物のことです。クエン酸や乳酸など安全性の高い酸味料もありますが、中には避けた方がいい酸味料もあるので注意が必要です。

甘酒を手作りするときに必要な材料は、「ごはん・麹・水(お湯)」の3種類だけです。誰もが安心して口に入れるようにするには、やはり手作りが一番だと思います。