- 投稿 2017/02/26 更新
- コツコツお片付け。
毎年2月ごろから、花粉症の話題が盛んになりますが、花粉と言っても原因はスギやヒノキだけではありません。
知っておくといい「花粉症の原因植物」についてまとめてみました。
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花粉症は、スギ花粉をはじめ、いろいろな植物が原因となっています。
その原因となる植物の種類やどこに生育しているか、いつごろ花粉が飛ぶのかを知っておくといろいろと対策も取りやすいです。
自然食品で花粉症対策をしたい人にはコレがおすすめです。
今回紹介するのは、次の10種類です。
1)ハンノキ
2)スギ
3)ヒノキ
4)コナラ・クヌギ
5)スズメノテッポウ・スズメノカタビラ
6)イネ
7)ブタクサ
8)カナムグラ
9)ヨモギ
10)セイタカアキノキリンソウ
それでは、順番に紹介していきますね。
1)ハンノキ
分布地域:日本全域
開花時期:1月中旬~5月下旬
落葉高木で、高さ20mにまで成長します。荒れ地や森や湖などの湿地に生えていることが多いです。開花すると雄花から大量の花粉が飛ぶそうです。
2)スギ
分布地域:東北より南全部と道南の一部
開花時期:2月~5月上旬
常緑針葉樹で30~50mにまで成長します。1つの花から約40万個もの花粉が飛ぶそうです。日本人の花粉症の原因物質の代表的な存在です。
3)ヒノキ
分布地域:本州福島地方~九州屋久島の山地
開花時期:3月~5月
ヒノキはスギ花粉よりもおよそ2週間~1か月くらい開花時期がずれるそうです。
スギ花粉と似たアレルギーの原因となる物質があるので、スギ花粉が収まっても油断は出来ないです。
4)コナラ・クヌギ
分布地域:日本全域の日当たりのいい山野
開花時期:4月中旬~5月下旬
まだ、若い木でもたくさんの花をつけて、大量の花粉を飛ばすそうです。コナラやクヌギによる花粉症は、「コナラ属花粉症」としてまとめられています。
5)スズメノテッポウ・スズメノカタビラ
分布地域:北海道~九州
開花時期:2月下旬~5月下旬
広い範囲に生える雑草です。昔、よく取っては笛にして遊んでいました。花粉症の原因の植物なんて全然知らなかったです。
6)イネ
分布地域:日本全域
開花時期:7月~8月初旬
開花は、約10日間だそうです。ただ、品種によって開花時期が違うので要注意です。
7)ブタクサ
分布地域:日本全域
開花時期:8月~10月
9月初めの花粉の量はピークに達するそうです。
8)カナムグラ
分布地域:日本全域
開花時期:8月中旬~10月
つる性の植物で、道端や荒地などに多く生えているそうです。名前の「カナ」は「鉄」を意味し、「ムグラ」は「群がって生い茂る雑草」を意味するそうです。
何か強敵な感じがしますよね。
9)ヨモギ
分布地域:日本全域
開花時期:8月~10月
どこにでも生えている草花ですよね。ヨモギ花粉症になると、同じキク科の植物に対しても花粉症が発症することがあるそうです。
10)セイタカアキノキリンソウ
分布地域:北海道~沖縄本島
開花時期:9月下旬~11月
sakuraは「セタカアワダチソウ」の方が、なじみのある名前です。
以前、喘息の発作が起こっていたころ、この草の近くに行くとひどくなるので避けてました。
こう見てみると梅雨の6月と12月以外は、何がしかの花粉が飛んでいることになります。
花粉防止用のメガネとマスクはもちろん、家の中に花粉を持ち込まないこと、花粉が発生していると思われる場所には近づかないことが必要になってきます。
お医者さんでは「どの花粉にアレルギー反応を示すのか」も検査してくれるので、余り気になるようなら検査してもらうのも予防に役立つかもしれません。
これから花粉のシーズンがやってきます。早めの対策で乗り切って下さい。