- 投稿 2017/03/24 更新
- コツコツお片付け。
母は、定期的に健康診断を受けて生活習慣の改善にいつも努力しています。
そんな母から、医者から検査結果の数値が基準値の何倍も悪く、「塩分の取りすぎ」であるとズーッと言われていると相談されました。
そして食生活を見直したところ、意外な盲点が見つかりました。
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健康診断の血液検査の結果の項目の1つが、異常に基準値より高いと言うことは、食生活に問題があると当然考えますよね。
そこで、塩分の高い食品をネットで調べて、一つ一つチェックしていきました。
調味料・食品に含まれる食塩相当量
商品の成分表に「ナトリウム(g)」と書いてある場合は、
= 食塩相当量
になります。
母が食べそうなものに含まれる食塩相当量を調べて、どれくらい食べているかを聞いてみました。
カップ麺(1個) 5.5g
きつねうどん(1人前) 5.3g
塩鮭(一切れ 40g) 3.5g
カレーライス(一人前) 3.3g
梅干し(1個 10g) 2.0g
ロースハム(薄切り1枚) 0.5g
プロセスチーズ(1個20g) 0.6g
味噌汁(1杯) 1.5g
塩鮭(中辛1切れ) 1.1g
魚の干物(アジ1枚) 1.4g
たくあん(5切れ) 1.3g
せんべい(23g/枚) 0.4g
話を聞いている中では、特に食べ過ぎているものはないみたいです。しいて言うなら、「最近、おやつとしてよくあられを食べている」くらいです。
でも毎日食べていると言っても、そこまでの量ではない気がします。やはりそういう小さな日々の積み重ねから、今の状態が起こってしまったのでしょうか?
母の食生活の問題点はコレだった
ああでもないこうでもないと話していた時に、母が「そう言えば、骨粗しょう症にならないために毎日、ちりめんじゃこを食べている」と漏らしたのです。
その時、ピーンときました。「あ、母の塩分の取りすぎは、毎日食べているちりめんじゃこが原因に違いない」と思いました。
年を取ると気になるのが、カルシウム不足による「骨粗しょう症」です。
母は、「病院で調べてもらっても、実年齢よりも20歳くらい若い」って自慢していました。
そして「骨粗しょう症」にならないためにカルシウムを取ろうと、毎日、小魚である「ちりめんじゃこ」を食べていたのです。
じゃこの塩分を調べてみました。
ちりめんじゃこ10g(大さじ2)
:0.7g(食塩相当量)
母は、毎日大さじ2~4くらい食べていたそうです。そうすると塩分を2~3gくらい、ちりめんじゃこだけで取っていることになります。
そしてあられも食べていました。そして、普段食べている全てのものからも少しずつ塩分を取っています。
その塩分の合計量で、こういう良くない結果に繋がっていったのでしょう。
一日の食塩摂取量とは?
日本人の1日あたりの平均塩分摂取量
男性・・・・11.1g
女性・・・・9.4g
厚生労働省『平成25年国民健康・栄養調査結果の概要』
【WHO世界保険機関の1日の塩分量の目標値】
5g未満
一日の食塩摂取量について
★健康な成人の場合の一日の食塩摂取量:
男性 : 8.0g未満 女性 : 7.0g未満
(2015年4月からの厚生労働省推奨食塩摂取量の目標量)★高血圧の治療を要する人:
6g以下 (高血圧治療ガイドライン2014年版より)★腎臓疾患者の場合:3~6g以内
(厚生労働省 慢性腎臓病(CKD)PDF資料より)
塩分を摂りすぎると血圧を上げる大きな原因になります。さらに脳梗塞・腎臓病のリスクを高めます。
今は、減塩タイプのちりめんじゃことして「かるしおちりめん」と言う商品が売られています。おいしさそのままで塩分は30%以上カットされていると言うから、魅力的ですよね。
新鮮な淡路島産しらすを天日干し乾燥により旨みをギュッと凝縮して、噛めば噛むほど自然な旨みが口の中に広がるように作られているそうです。塩分を控えるとうまみが減ると言う短所を見事クリアしているそうです。
少なくとも、ちりめんじゃこでカルシウムを取りたいのなら、コレに変えるように勧めました。
カルシウムを効率よく取るためには?
カルシウムだけを取りたいのなら、やはりそれに特化したサプリメントや食品から取った方が、他のリスクは減ると思います。
そこで母に勧めたのは、雪印が作っている「毎日骨ケア」でした。
1日1本を6か月続けたら、平均およそ3%も骨密度が増加したという結果もあり「トクホ」として認められている飲み物です。
詳しくは、この記事に書いてあります。
⇒1日1本の「毎日骨ケア」で、骨を作る細胞を増やす!?今日からできる骨密度低下対策とは?
食生活の中で足りない栄養を補おうとその栄養が多く含まれている食品を摂取するときには、注意が必要なことが今回の母の件でよく分かりました。
食品にはいろいろな成分が含まれているので、今の体の状態からしてあまり取ってはいけない成分が含まれていないかどうか見ることが大切です。
そして、効率よく取るにはそれに特化した製品に頼る方が安心できると感じました。
よくTVでこの食品を取るとこういういいことがあると紹介されますが、鵜呑みにするだけでなく、自分にとって本当に必要な成分かどうか考えることも必要だと思いました。