- 投稿 2017/04/17 更新
- コツコツお片付け。
人の体力は20歳前後をピークとして衰え始めると言われています。運動をする人としない人では、年を取ってからの病気になるリスクが大きく変わってきます。
今日は、日常生活の中で基礎体力をつける方法を紹介します。
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なんと空いている時間に運動をする機会の多い人は、肝がんや直腸がん、乳がんなどの発症リスクが少ないことが分かってきているそうです。
そしてさらに、持久力のある人は加齢による動脈硬化がしにくいという結果も出ているそうです。
前にお話しした、日本人の平均寿命と健康寿命の差は、約10年と言われています。
⇒平均寿命と健康寿命から考える、健康寿命を延ばす方法とは?
健康需要を伸ばして不自由のない毎日を楽しむために、日常的に運動を取り入れて基礎体力をアップさせて行きましょう。
自宅で簡単に運動を取り入れたい方にはこれがおススメです。
⇒フィットリブで眠れる運動脳のスイッチをオン:今日から我が家がスポーツクラブになる
1)筋肉は何歳からでも鍛えられる
日常的な動きの中でよく使われる筋肉は太ももの「大腿四頭筋」、お尻にある「大臀筋」、そして腹直筋と背筋群です。
これらの筋肉は、加齢によって衰えやすい筋肉です。でも「ウォーキングやジョギングなどの運動」や「腹筋、背筋などの筋トレ」で何歳からでも鍛えることも出来るのです。
毎日、少しずつでいいので、運動を日常生活の中に取り入れていきましょう。
2)基礎体力アップのポイント
日常生活の中に運動を取り入れると言っても、何から始めていいのか迷う人も多いと思います。
そんな人におススメなのが「毎日、『+10(プラステン)』を心がけることです。
今より10分だけ多く体を動かしたり、運動の負荷を少しだけ高めて行こうという、健康づくりのための身体活動方針です。
いきなり、運動をしようと思ってもなかなか出来ないものです。でも普段していることに少し追加するのなら、何とか出来そうですよね。
・テレビを見ながらの筋トレやストレッチ
・歩くときはいつもより歩幅を少し広くして歩く
・エレーベーターの代わりに階段を使う
・オフィスでは、遠くにあるトイレを使う
・一駅前に降りて歩く
・ラジオ体操を日課にする
など。
3)家の中でできるプチ運動
よく体が錆びるといいますが、ストレッチをせずにいると体の筋肉が固まっていき、可動域が狭くなっていきます。
ストレッチはケガを予防したり疲労回復にも効果があるので、出来るものからやってみて下さい。
ストレッチのポイント
・少なくとも20秒間はその姿勢をキープする
・伸ばしている部分を意識する
・無理はせずに、気持ちいいと感じる程度に伸ばす
・呼吸は止めない
筋力効果に効果的な運動としてスクワットがあります。でも年齢を重ねると、スクワットは膝関節への負担が大きいために、出来ない人もいると思います。
そんな人におススメなのが、この「椅子スクワット」です。「椅子から立ち上がってまた座る」という動作を繰り返すだけです。これなら出来そうですよね。
ただ勢いよく座ると、椅子から落ちたりとか危ないのでゆっくり座るようにしてください。
4)基礎体力アップに必要なもの
基礎体力をアップさせるためには、3つの要素が大切です。それは「運動」「栄養」「
休養」です。
食事は、主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせていきましょう。
(炭水化物などがエネルギー源になります)<主菜>
肉・魚・卵・大豆・牛乳など
(タンパク質や脂質として体を作ります)
<副菜>
野菜・いも・海藻・きのこなど
(ビタミン・ミネラルとして体の調子を整えます)
また、旬の食べ物は、栄養素がたっぷりと含まれているので、積極的に取って下さい。
そして基礎体力をつけるには、十分な睡眠を取ることにより疲労回復をさせることが大切です。
⇒質のいい睡眠をとるためにやるべき「6つの方法」とは?
ぐっすり眠って元気な体を作って行きましょう。