あなたの「スギ花粉症」はどのタイプ?初期治療と薬物療法の効果とは?
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突然、発症する「スギ花粉症」ですが、4つのタイプがあるのを知ってますか?

 

どのタイプに入るかによって、初期治療が必要な場合があります。治療の方法や使われるのこともよく知って、早め早めの対策を取って、つらい時期を乗り切って行きましょう。

 

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スギ花粉症は、早くから治療を始めると楽になることはよく耳にしますよね。それを「初期治療」といいます。

 

まずは、自分がどのタイプのスギ花粉症かを見てみましょう。

 

花粉症については、ここにも詳しく書いてあります。
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1)あなたのスギ花粉症は、どのタイプ?

症状の出る時期と症状の強さによって、A~Dの4つに分かれます。

 

 

A:症状が出るのは遅い

症状の強さは花粉の量に比例する

 

B:主お嬢が出るのは遅い

症状は強く、長引く

 

C:症状が出るのが早い

症状の強さは花粉の量に比例する

 

D:症状が出るのが早い

症状は強く、長引く

 

あなたはどのタイプに当てはまりましたか?この4つのタイプの中で「症状の出るのが早い」に当てはまる、「C」と「D」のタイプの人は初期治療が必要なタイプになります。

 

2)初期治療をするといいこととは?

スギ花粉飛散初期のまだ症状のない時、またはごく軽い症状の時に始める治療を「初期治療」と呼んでいます。初期治療を始めると、どんないいことがあるのでしょうか?

 


1.症状が出るのを遅らせることができる

2.スギ花粉の飛散ピークを迎えても、症状を軽くすることができる

3.強い薬を服用する回数や量を減らすことができる

4.スギ花粉が飛散している時期の外出が楽になる
強い薬を飲むと眠気がきたりとかで仕事にも支障が出てくると気がありますよね。早めの治療が花粉の時期を乗り切る大きな手助けをしてくれます。

 

3)スギ花粉症の薬物療法とは?

薬物療法と言っても、「初期療法」「導入療法」「維持療法」と治療によって、使われる薬も変わってきます。

 

 

<初期療法>(症状が出る前から始める治療)

・第2世代抗ヒスタミン薬

・ケミカルメディエーター遊離抑制薬

・Thサイトカイン阻害薬

・抗ロイコトリエン薬

・抗プロスタグランジンD2・トロンボキサA2薬
予測される症状の強さによって、この中から選び、花粉飛散時期終了まで続けます。

 

<導入療法>(症状が強くなってから始める治療)

・経ロステロイド系

・局所ステロイド系

・第2世代抗ヒスタミン薬

・抗ロイコトリエン薬
重症度、病型によって治療薬を選びます。
持病のある人には使えなかったり、いくつかを併用する場合もあります。

 

<維持療法>(良くなった症状を維持する治療)
・第2世代抗ヒスタミン薬

・局所ステロイド系

・ケミカルメディエーター遊離抑制薬

・抗ロイコトリエン薬

1つまたは複数を花粉飛散終了まで続けます。

 

 

一度花粉症になると、毎年つらい思いをする場合が多いです。自分のタイプを知って早めに対策を取ることで、少しでも体に負担がかからないように頑張って行きましょう。