間違いメールが届いたら、心を鬼にして無視しましょう。なりすまし詐欺は、優しいあなたの心を食い物にします。
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あんなにテレビ新聞に取り上げられても、いまだに増え続ける「なりすまし詐欺」。自分だけは絶対に引っかからないって、きっと誰もが思ってますよね。

最近、ごく普通の人当たりのいい親切なおばあさんが、なりすまし詐欺に逢いました
。家族がおかしいと気づいて発覚したのですが、その時にはすでに800万円もの大金を失っていたそうです。

その始まりは「1通のメール」から始まりました。あなたは間違いメールが来たら、無視し続けることが出来ますか?

 

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詐欺の方法は公開されていて、かなりの人もいろいろな知識を持っています。自分だけは騙されないと思いつつも、人には人情というものがあります。

それくらいならと思っているうちに、金額がどんどんかさんで行って気づいた時には何百万にもなっていたと言うことは、もう他人ごとではなくなってきています。

どうしおばあさんは、だまされてしまったのでしょうか?さくらが貰ったメールを元に考えて行きたいと思います。

最初は一通の迷惑メールから始まります。

さりげなくこんなメールが届きます。そしてしばらく無視していると2通目がやってきます。

ここで無視するのが一番なんですが、携帯のメルアドに届いているので気になるのです。

大体の人って、迷惑メール防止もあって人と間違えられないメルアドにしてると思うのです。それなのに「どうして間違う?」って思ってしまうんですよね。

更に、わけの分からないアドレスではなくて、ド〇モから送られてきたのです。「あれ?」って思っても仕方ないですよね。

間違いを指摘すると、やたら女性かどうかを確認していきます。

ココがまず、気になる一つ目の点です。女性であるかどうかを何回も確認してくるのです。

そして女性だと分かると、メル友になることを誘ってきます。

そして、安心させるためか自己紹介をしてくるのです。

自分の置かれている境遇をアピールしてきます。

<自分のこと>

<お父さんのこと、お兄さんのこと>

小暮さんについて聞いてみるとこんな答えが返ってきました。

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事件が起こります。

こんな時に、お兄さんが事故するなんて、かなりの確率でありえないことです。さらに両足の粉砕骨折で全治6か月も微妙ですよね。

多分、同情を誘っているんだと思います。どうしたらいいのか相談を持ち掛けてきます。

メールからチャットの出来る掲示板に誘導してきます。

 

たまにしか返信できないかもっていってあるのに、返信しないと数時間おきにメールを送ってきます。

「携帯、没収される?」・・・働いている大人がありえないですよね。それにきちんと働いているなら、自分で携帯電話を内緒で持つくらい簡単なことですよね。

携帯を没収されるのに、チャットが出来る意味が分からないですよね。何を使ってチャットするんでしょう。

親が近くにいるから携帯のアドレスをメモれないなんて、ここまでくると本当に笑えてきます。

一人になる時間なんていくらでもあるでしょうし、こんなメールを送ってくる間に簡単にメルアドをコピーすることは出来るはずです。

ここで「言ってることが変だよ、兄に相談したらそれはおかしいって言われた」ってメールしたのです。

そうしたら、最後の決まり台詞でしょうか、こんなメールが来ました。

最後まで気を引く作戦でしょうか?

間違いメールが届いたら「無視する」ことが、「なりすまし詐欺」から身を守る唯一の方法です。

そして最後のメールは、コレです。

今、間違いメールからなりすまし詐欺にあう人が多いって聞いて、家族と一緒にこのメールのやり取りをしていました。

そうしたら、やはり複雑なメルアドにもこういうメールが届くことが分かりました。もう次からは、間違いメールが来ても無視します。

「間違いだって言うことを教えてあげなきゃ」という親切心を食い物にするような人たちが、この世の中にはたくさんいます。

いい人がたくさんいることも事実ですが、間違いメールは無視する勇気を持つようにしたいですね。