「薬用化粧品」の方が、ただの「化粧品」よりも効果がある?
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化粧品を購入するときに、時々「薬用」って書いてあるのがありますよね。「薬用」って書いてあると何か効果がありそうで、ついつい買ってしまうけど、本当に効果があるのでしょうか?

今日は、「薬用化粧品」と「化粧品」って何が違うのか調べてみました。

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60代になるとますます気になるのは、シワシミですよね。同じお金を出すのなら、効果の高い方を購入したいと思うのは、誰もが考えることですよね。

「化粧品」と「薬用化粧品」の違いとは?

 

<化粧品>

人体に対する作用が緩和なもの。

清潔にする、美化する、すこやかに保つなどの目的で使用される製品のことです。

<薬用化粧品>

人体に対する作用が緩和なもので、厚生労働大臣の指定する製品のことを「医薬部外品」と言います。

その中に、薬用化粧品、育毛剤、染毛剤などがあります。

 

つまり「薬用化粧品」は、「医薬部外品」という分類に含まれていて、「化粧品」とは違う分類に入るというわけです。

また「医薬部外品」は、医薬品と化粧品のちょうど間に位置していて、ある目的に対する穏やかな薬理作用が認められた「有効成分」が配合されているものを言います。

だから化粧品よりも効果・効能が高いんですね。

「医薬部外品」ってどうしたら認定されるの?

「医薬部外品」と認定されるには、まず厚生労働省で定められた有効成分を一定の濃度で配合されている必要があります。

そして、安全性や品質、工場や設備での製造法など厳しい審査をクリアすると、「医薬部外品」と認定されます。

「医薬部外品」って認定されたらどうなるの?

「医薬部外品」って認定されると、

肌荒れを防ぐ日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ

皮膚の水分保持能を改善する

メラニンの生成を抑制してシミを予防する

炎症を鎮める、ニキビを予防する

など、その効果・効能を表示できるようになります。

つまり、「〇〇に効果がある」とかって書いてある化粧品は、「医薬部外品」の認定を受けていると言うことになります。

身近な「薬用化粧品」とは?

<ケシミンクリーム>

小林製薬から発売されている、「医薬部外品」です。

「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」「特に気になるところにしみ対策」って書かれています。

<有効成分>

L-アスコルビン酸

2-グルコシド

グリチルレチン酸ステアリル

トコフェロール酢酸エステル

<メラノcc>

ロート製薬から発売されている、「医薬部外品」です。

「メラニンの生成を抑え、ニキビ・しみ・そばかすを防ぐ」って書かれています。

<有効成分>

1:アスコルビン酸

活性型ビタミンCのことです。

2:トコフェロール酢酸エステル

ビタミンE誘導体のことです。

3:アルピニアカツマダイ種子エキス(うるおい成分)

4:アスコルビン酸による効果

「薬用化粧品」を使う時の注意とは?

1.作用が強いものは反作用も強い

2.全成分表示義務がないので全成分が正確に分からない

3.対処療法的なので、お悩みの根本的な解決に繋がりにくい

 

どんなものでもメリットがあればデメリットもあるものです。その両方をよく知った上で、使うべきか使わないべきかを判断するのがいいと思います。

周りの人に効果があったからと言って、自分にもあるとは限りません。必ず、自分の体と相談して決めるようにしてください。

3ヶ月使ってみて効果を感じなかったら他のものに変えてみるという決断も大切だと思います。。