高血圧さんと低血圧さんに効果のある、食事と改善すべき生活面とは?
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高血圧さんと低血圧さんでは、食事のとり方にもかなりの差があります。また、日常の生活においても注意すべき点も異なってきます。

今日は、高血圧さんと低血圧さん、それぞれにやってほしいことをまとめてみました。

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高血圧さんは、脳卒中などの病気が心配。低血圧さんは、いつも顔色がさえず元気がないのが心配。
⇒あなたは「高血圧さん」それとも「低血圧さん」 それぞれの症状と原因とは?

高血圧さんも低血圧さんも健康になるために、毎日の生活を見直してみましょう。

高血圧さんにおススメです。

<食事>

食塩の取りすぎが血圧の上がる原因の1つなので「減塩」が必要です。日本人の1日の平均食塩摂取量は、「男性 10.9g」、「女性 9.2g」となっていますが、高血圧の人は1日6g未満になるようにしてください。

レモン、ゆず、すだち、パセリ、三つ葉、みょうが、セロリー、山椒、しそ、ゴマ、わさび、しょうが、カレー味、唐辛子、ごま油、ラー油、シナモンなどで味の変化を楽しむといいと思います。

また「塩1g」は、「醤油小さじ1」、「ソースなら小さじ2」、「ケチャップなら大さじ1と1/2」、「マヨネーズなら大さじ4」と同じです。

しょうゆをかけるより、ケチャップ、マヨネーズを利用すると1日の塩分量を減らすことが出来ます。

全てのおかずを一度に減塩すると物足らないので、まずは1品だけ減塩して、徐々に味に慣れてきたら他のおかずも減塩していくとスムーズに進むと思います。

<運動>

運動をすると全身の血液の循環がよくなり、その結果、血管が広がり血圧を下げるのに役立ちます。

運動をすれば肥満解消にもつながるので、ウォーキングなどの軽い運動から日常の生活の中に取り入れてみて下さい。

適度の運動のあとは、気分もリラックスするので、副交感神経が刺激され、血圧が下がる効果もあります。高血圧対策には、有酸素運動がおススメです。

<睡眠>

高血圧の人でも、睡眠中は血圧が下がり、正常値になっている人が多いそうです。

睡眠中は、昼間の活動中に受けた血管の損傷も回復されるので、睡眠は毎日、十分とるようにして下さい。

<ストレス解消>

人はストレスを感じると、交感神経が優位になり、血圧をあげることになります。そんな時におススメなのが「腹式呼吸」です。

お腹をへこませながら口からゆっくりながく息を吐きます。これを何回か繰り返してください。

低血圧さんにおススメです。

<食事>

栄養のバランスをととのえることが大切なので、ビタミン・ミネラル・タンパク質などをバランスよく取るようにして下さい。

朝、目が覚めたらカーテンを開けて朝日を浴びて、朝食をしっかりとって下さい。ショウガなどの体を温める働きのある食品を取るのもおススメです。

<生活面全体>

早寝早起きの習慣を身に着けて行きましょう。

低血圧の人が朝、起きれないのは、目が覚めた時に体のあちこちに血液を送り出すのが遅くなることが原因だと言われています。

起きた時に、素早く活動モードになるためには、夜更かしは厳禁です。十分睡眠をとって、翌日に疲労が残らないようにしていきましょう。

朝光を浴びると、体内時計をリセットしてくれるので、心地よい目覚めを得ることが出来ます。

高血圧さんも低血圧さんもその状態が長く続くとストレスが溜まり、別の病気を引き起こす引き金にもなりかねません。

少しずつ、生活習慣を見直して、快適な毎日を送れるように頑張って下さい。